月額500円でホロライブ設定のArkマルチサーバを建てる

Ark:SE Jul 12, 2020

はじめに

最近 Arkというゲームをやっています。

ARK: Survival Evolved on Steam
Stranded on the shores of a mysterious island, you must learn to survive. Use your cunning to kill or tame the primeval creatures roaming the land, and encounter other players to survive, dominate... and escape!

Ark Survival Evolved恐竜が生活する世界に裸一貫で飛び込んで
仲間にしたり戦ったりするサバイバルゲームです。

最近VTuber界隈(主にホロライブの皆さん)で流行っているゲームです。

Arkの公式サーバの場合けっこうハードなゲームバランスとなっています。
それを、ホロライブサーバではカジュアルプレイできるゲームバランスに調整しています。

今回はNitoradoのサービスを利用してホロライブ設定のマルチプレイサーバを建ててみました。

Nitorado

Nitorado(https://server.nitrado.net/eng/rent-gameserver)とはゲームやアプリのサーバをWebから提供している会社です。

ArkやMinecraft, 7 Days to Dieなども提供されています。
マネージメントコンソールなどが作られていて、
ブラウザ上から

  • サーバの起動・停止・再起動
  • 設定変更
  • ユーザーの接続数
  • メトリクス
  • Modの導入

などができます。

また、ArkのサーバリストにLinkがあるようにArk公式とある程度連携しているようです。

ちなみに、MinecraftのReverationのマルチサーバも構築できるようです。
(自動化の負荷で大変なことになりそうですが…)

今回はこのサービスを利用してホロライブ設定のArkサーバを建てたいと思います。

一応、ArkのサーバアプリのDockerイメージもDockerHubで見つけたので、
GCE(Google Compute Engine)のコンテナイメージにして実行する事も考えましたが、
「ゲームをやりたい」のであって「サーバ管理をやりたい」わけじゃないので今回はやめました。
仕事のあとに仕事みたいなことしたくないと思ったのもある…

料金システム

自分が立てているサーバは月額1200円前後で運用しています。

人数x日数で計算されるようです。
4人サーバを30日で借りると、4ユーロ(現在のレートだと483円ぐらい)
10人サーバを30日で借りると、10ユーロ(現在のレートだと1,207円ぐらい)になります。
現在のレートですと月々大体1200円ぐらいですね
サーバの更新や設定の手軽さバックアップの手間などを考えるとお得な気がします。
その他カスタマイズもできるのでメモリマシマシ構成などもできます。

サーバの建て方

サーバのプランを選択

Nitradoのゲーム一覧ページ(https://server.nitrado.net/eng/servicetypes/games)から
ARK: Survival Evolved (PC)を選択してrent serverをクリックします

次に、プランの選択などをしていきます

ARK: Survival Evolved (PC)が選択できるPublic Server Basicを選択します。
Locationは残念ながら日本が無いのでシンガポールを選択します。
シンガポールで構築してもPing 30~40ぐらいなので体感としては特に問題なくプレイできています。

スロットがプレイヤー数になります。
サーバ期間はとりあえず30日づつ買っていますが、3日から購入できます。
また、3ヶ月買うと10%オフのようなので、長期で遊ぶのが確定している場合は長期購入してしまうのがいいですね。

会員登録と支払い

Contiuneを押すとログインか会員登録画面に飛ばされるので登録して代金を支払います。
JCBやPayPalも利用できます。

日本人としては料金のカンマとコロンに違和感を感じるかもしれませんが、
ヨーロッパ圏の書き方のようなので
例えば 366,81 って出ても、366円81銭なので安心してください(多分)
自分はなんとなく不安だったのでユーロで払っています。

サーバ設定

プランを選ぶとサービス一覧ページ(https://server.nitrado.net/usa/services/index)
でサーバが出てくるようになります。

Hide from global server listの項目でゲーム内のサーバリストに表示するかを選択できます。
(ON/OFFすると項目名が切り替わります)
プレイヤーの中にSteam版とEpic Games版の人が混在している場合はゲーム内に表示しないと参加できないので、ONにしましょう。

参加する人がSteam版の人だけの場合は参加用URLを発行できるので、表示しなくても参加できます。

ギアマークからゲームの設定を行う画面に飛べます。

ゲーム設定(Ark)

ゲームの設定を行う画面でゲームサーバの設定を行います。
Search for settings...のところで設定名を検索できるのが便利

今回変更した設定ファイルはGitHubに上げましたので、
この画面の下の方にあるimportを押すと適用できると思います。

importするとXXXXX serverになるので、Server Nameなどは適当に変更してもらえば良いかなと思います。

ubansi/arkse-settings
arkのマルチプレイサーバのホロライブ設定です. Contribute to ubansi/arkse-settings development by creating an account on GitHub.

設定の解説

Base settings

ゲームサーバとしての挙動を設定できます。
変更した項目は

項目名 デフォルト 変更後 意味 備考
Server name nitrado.net Gameserver ubansi server サーバー名 とりあえず命名
Message of the Day (MOTD) nitrado.net Gameserver welcome to the ubansi server. ログイン後に表示されるメッセージ なんとなく変更
MOTD Duration 20 10 moto表示時間 ログイン後のメッセージが長すぎてうざかったので
Server password 秘密 サーバーパスワード フレンド限定にするために設定
Language en ja サーバ言語
Mapname TheIsland CrystalIsles マップ お好きなものを…
Auto restart on minor update off on マイナーアップデートの自動更新
Restart Countdown 6 180 再起動カウントダウン せめて安置に移動できるように180秒に設定
Allowed platforms Allow only Steam Players Allow players from Epic Games Launcher and Steam SteamとEpic Gamesでクロスプレイするかの設定

Gameplay

ここからはゲームバランスの設定になります
ホロライブサーバの設定はこちらのブログでのまとめを参考にしました
(http://arkwright1.blog.fc2.com/blog-entry-1125.html)

項目名 デフォルト 変更後 意味 備考
Difficulty Offset 0.5 1 難易度オフセット
XP Multiplier 1 5 経験値倍率
Taming Speed Multiplier 1 200 テイムスピード倍率
Harvesting Multiplier 1 2 採取量倍率 Season3から3倍だけどとりあえず2倍で様子見
Draining Multiplier 1 0.5 プレイヤーの水消費速度倍率 PlayerCharacterWaterDrainMultiplier
Starvation Multiplier 1 0.5 プレイヤーの食料消費速度 PlayerCharacterFoodDrainMultiplier
Disables PvP & Enables PvE off on PvEモード
Show players on map off on マップにプレイヤーの位置を表示するか ShowMapPlayerLocation
Disable Friendly Fire off on トライブメンバーへのダメージ無効 Unreal 4 Engineの項目の方
Allow Flyer Carry PVE off on PVE飛行運搬を許可
Enable Extra Structure Prevention Volumes on off 資源豊富エリアへの構造制限
Mating Multiplier 1 0.05 再交配のクールタイム
Egg Hatch Speed Multiplier 1 200 卵の孵化速度
Baby Mature Speed Multiplier 1 200 成熟速度
Resource Respawn Multiplier 1 0.02 資源復活間隔
Baby Cuddle Interval Multiplier 1 0.01 刷り込み間隔 成熟速度に対応して上げなければならない
Day time scale 1 0.5 一日の経過速度
Spoiling Multiplier 0 1 腐敗までの時間
Item-Decomposition Multiplier 0 1 アイテム消失までの時間
Corpse-Decomposition Multiplier 0 1 死体消失までの時間
Regrow Multiplier 1 0.5 資源の湧き潰し範囲(プレイヤー)
Resource Respawn Multiplier 1 0.5 資源の湧き潰し範囲(構造物) 置きアンキロができる
Crop Growth Speed Multiplier 1 10 作物の成長速度
Max number of players in tribe 0 50 トライブの人数上限 設定した意味は特にない
Damage Dinos by spike walls off on 防護柵のダメージ Disable Friendly Fireを忘れずに
Supply Crate Loot Quality Multiplier 1 2 クレートの品質
Fishing Loot Quality Multiplier 1 5 釣れるものの品質

上のすべてを設定後にSave changesを押したあと、
Restart Serverでサーバ再起動を行い設定を反映させます。

その他カスタマイズした項目

参考ブログにあるMAXIMUM DIFFICULTYはNitradoの設定では見当たらなかったのですが、
おそらくOverrideOfficialDifficultyのことだと思います。
ただ、今の所設定変更せずにCrystal IslesでLv150モンスターを確認しているので
変更しなくても問題なさそうです。

その他にはアベレーションのときNight time scaleは4.0に変更したらしいですが、
今回はCrystal Islesのワールドなので1にしました。
夜もきれいなので…

その他に変更した項目は

項目名 デフォルト 変更後 意味 備考
Enable Crosshair off on 照準の表示
Enable 3rd person mode off on 三人称視点の有効化
PvE Allow structures at supply drops off on サプライドロップの周りに構造物設置可能
Allow crate spawns on top of structures off on 構造物の上にクレートが発生する
Disable structure placement collision off on 重なる建造物を設置可能 ホロ鯖ではModで対応?
Corpse Locator off on 死体から出る光 ホロ鯖でも有効なはず
Hide Damage from Logs on off トライブログのダメージソースの表示 PvPじゃないので外しました

まとめ

というわけでホロライブ設定Arkサーバの作成方法でした。
設定したのは1ヶ月ぐらい前で、そのときはゲーム内の設定項目名とNitoradoでの表示名が違って、
苦労しました。
いつの間にかShow internal names (like in the configuration file)ってボタンが検索窓の下にできていて、嬉しい反面あの苦労は何だったんだろう…と思ったり。
でも、UIのアップデートや不具合対応の速さは良いのかなと思います。
あとはNitoradoの登録者間でサーバ台カンパする機能など色々ありますが、今回はここまで。

最後に、カジュアルプレイ向きな設定を公開してくれた桐生ココさんと
Arkの楽しさを教えてくれたホロメンの皆さんに感謝。

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