BotaniaをRefined Storageで自動クラフトする
※この記事はMinecraftのMod PackのFTB Revelation 3.4.0環境で書いています
Botaniaとは
BotaniaとはMinecraftの魔術Modの一つになります。
工業化Modとは違った方向に要素が追加されており、魔法の花やマナを使って新しいことができるようになるModです。
作者の趣味なのか日本のアニメ・ゲームのネタが結構盛り込まれていて、わかる人はニヤッとするフレーバーテキストがあったりします。
![](https://botaniamod.net/img/logo.png)
FTB RevelationにもBotaniaは含まれています。
工業化ゴリゴリの人はなかなか触ることはないかもしれませんが、
Minecraftバニラの植物の変換レシピなどもあるので、バイオームの探索などを短縮できたりします。
自分はあるアイテム目当てでいつもBotaniaを発展させています。
それは、Looniumです。
![](https://static.wikia.nocookie.net/ftb_gamepedia/images/b/bc/Wiki.png/revision/latest/zoom-crop/width/200/height/200?cb=20191011201928)
Manaを供給することでモンスターを召喚する花なのですが、
なんとそのモンスターを倒すとダンジョンチェストのアイテムをドロップします。
工業化Modを入れていればイリジウムや、EnderIOのコンデンサなどを大量生産できるので、
是非触ってみてはどうでしょう。
今回はこのBotaniaを自動化していきたいと思います。
Refined Storage
クラフトの自動化はRefined Storageを使っていこうと思います。
https://www.curseforge.com/minecraft/mc-mods/refined-storage
レシピを登録することで、自動でクラフトしたり
中間素材なども必要数勝手にクラフトしてくれる倉庫ツールになります。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_00.17.27.png)
この記事のではBotania,Refined Storageを理解してる人向けにRefined StorageでBotaniaのクラフトができるようになるところまで解説します。
Mana生産の自動化
まずはManaの生産を自動化して無限化したいと思います。
他に必要になるMod
- アイテム運搬系Mod (Thermal Dynamics, Ender IOなど)
- Dark Utilities
方法
Manaの生産はEndoflameを使って自動化していきたいと思います。
一般的なのはタイマーなどで定期的に燃料を投下する仕組みかなと思いますが、その場合消費しきれない燃料が消えたりすると思います。
そこで、Dark UtilitiesのVector Plateを使います。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-03_23.49.07.png)
Vector PlateはEndoflameで消費できる状態を維持しながら燃料を運搬できます。
なので、Open Createから燃料を投下し、Vector Plateでチェストに運び消費しきれなかったものを回収する仕組みを作れば
燃料ロスのない"燃料回転寿司"を作れます。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-03_23.41.27.png)
この方式だとマナプールが溢れて燃料が消費できない場合でも燃料のロスが無いのでおすすめです。
また、レーンを延長したり両サイドにEndoflameを追加するなど拡張性も高いです。
ただ、Vector Plateではチェストへの搬入まではやってくれないので
ホッパーなどで回収してチェストへ搬入しましょう。
マナプール(Mana Pool)クラフトの自動化
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_00.21.12.png)
他に必要になるMod
やりかた
マナプールでのクラフトは魔術系Mod系でよくある"投げ入れ&ドロップ"になります。
素材を投げ入れることで、生成物が付近にドロップします。
これがRefined Storageと相性が悪いのですが、当然なんとかなります。
投げ入れは先程同様Open Createを使います。
そして、回収に使うのはEnder IOのVacuum Chestです。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-03_23.48.58.png)
このアイテムは付近のアイテムを吸い込みます。
Ender IOのBasic Item Filterを追加できるので、特定のアイテムのみを吸収するように設定できます。
なので、生成結果のみを吸い込むように設定します。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_01.03.47.png)
※Endoflameについては次の項目のための設定になります
あとは、Open CreateにRefined StorageのCrafterを接続し、
Vacuum ChestにRefined StorageのImporterをつなぐことでRefined Storageから呼び出すことができるようになります。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_00.43.23.png)
※クラフトに使うプールは左側
花の生成(Petal Apothercary)の自動化
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-03_23.45.34.png)
注意点
このやり方の場合、連続クラフトには対応していないので、出来上がるまで待ってから1回に一つずつクラフトする必要があります。
複数同時にクラフトすると、素材が混ざってクラフトに失敗してしまいます。
他に必要になるMod
やりかた
こちらも投げ入れのレシピになります。
ただ、マナプールと違い、クラフト時に水を供給する必要があります。
そこでExtra Utilities 2のMechanical UserとReliquaryのEmperor's Chaliceを使います。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_01.15.10-1.png)
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_01.17.28.png)
Mechanical Userはインベントリ内のアイテムを向いている方向に向かって自動で利用するマシンになります。
Emperor's Chaliceは使ってもなくならない水バケツのようなものです。
この2つを組み合わせることで、常に水が供給されるPetal Apothercaryが出来上がります。
あとは、マナプール同様にOpen Createからアイテムをドロップして、Vacuum Chestで回収する流れになります。
ただし、Open Createは1種類のアイテムしか受け付けないため、バッファとしてチェストが必要になります。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_01.30.23.png)
また、Patternに登録する際には、JEIのレシピからだとPetal Apothercaryが含まれているので、
を取り除きましょう。
また、クラフト時に必要になるため種を忘れずに追加しましょう。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_01.34.29.png)
あとは成果物を吸い込むようにVacuum Chestに設定すれば完了です。
Botaniaの花に関しては、Basic Item Filterでは一種類登録すると全種類吸い込んでくれるようです。(NBT違い扱いなのかな…?)
ルーン生成(Runic Altar)の自動化
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-03_23.45.38.png)
注意点
このやり方の場合も、連続クラフトには対応していないので、出来上がるまで待ってから1回に一つずつクラフトする必要があります。
複数同時にクラフトすると、素材が混ざってクラフトに失敗してしまいます。
他に必要になるMod
やりかた
こちらもPetal Apothercaryのように投げ入れのレシピになります。
ただし、他のクラフトと違って難しい点がいくつかあります。
- ルーンが素材になることがある
- クラフト後もルーンが残るクラフトがある
- ルーンを回収しないとRunic Altarにセットされてしまう
ですが、無事自動化に成功したので解説します。
投げ入れに関しては他のクラフト同様Open Createを使います。
また、複数素材のルーンが多いのでバッファも用意した形で配置します。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_01.56.58.png)
Vacuum ChestのBasic Item Filterはブラックリストにして、Livingrockを吸い込まないように設定します。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_01.57.21.png)
Runic Altarはクラフト完了時にWand of the Forestのタッチが必要なので
Runic Altarの横にはMechanical Userを設置して、中にはWand of the Forestを入れます。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_01.57.37.png)
次にRedstone ComparatorをRunic Altarに接続します。
その信号をRedstone Repeaterで最大遅延(4ticks)にします。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-02_02.36.16.png)
その遅延した信号をVacuum Chestに接続します。
Vacuum ChestはRedstoneがOnのときのみ稼働に設定します。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_02.08.38.png)
全体像はこんな感じになります。
![](https://ubansi.com/content/images/2022/05/2022-05-04_02.10.11.png)
こうすることで何が起きるかというと、
- Vacuum ChestがOFFの状態でRunic Altarのクラフトが開始されます
- Runic Altarのクラフト中はRedstone Comparatorで信号がONとなり、Vacuum Chestが稼働する
- Vacuum Chestは稼働しているものの、クラフト素材はRunic Altarに固定されているため吸い込まれない
- クラフト完了後にRunic Altarから素材が開放された瞬間、Redstone Comparatorからの信号はOFFになる
- OFFになる信号がRedstone Repeaterで遅延されているためクラフト完了後にVacuum Chestが動いている状態が4ticks発生し、成果物と残った素材をすべて回収する
ということがおき、必要な素材をRefined Storageで送り込み、余った素材も残さずRefined Storageに戻すという仕組みが作れます。
ちなみに、なぜVacuum ChestのブラックリストにLivingrockを入れているかというと、
クラフト中もLivingrockはRunic AltarにロックされずにVacuum Chest吸い込まれてしまうため、
ブラックリストに登録して吸い込まないようにしています。
その他
その他のクラフトもありますが、大体はこのやり方の応用でなんとかなると思うので、割愛します。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
良き工業化ライフを。