以前、インタビューでワタミ社長が答えていたこのセリフが
ある日会社のSlackに流れてきた

「たとえ無理なことだろうと、鼻血を出そうがブッ倒れようが、無理矢理にでも1週間やらせれば、それは無理じゃなくなる」

うちはそんなブラック企業みたいな事は言わないので、
どちらかというと否定的と言うか、理解できないという流れでの引用だった。

その後間もなく、新人に「"無理"というのを禁止」しました。
でもそれは決して無理往生ではなく、あくまでエンジニアとして問題解決に取り組むための助言としてである。

無理とは何か

自分はEngineerとして働いていますが、なるべく無理と言わないようにしています。
無理・不可能・できない。
実はこれらは単なる思考停止で問題解決しようとしていない・する気がない時に出る言葉です。
Engineerは問題解決をする職業なので、無理といって断るのは職務放棄に等しい事だとおもいます。

では自分が例えば現在作成不可能だと言われている「タイムマシンを作れ」と言われた時にどう答えるのか。
まず、時間遡行理論を作るための予算と納期をいくら出せるのか確認すると思います。
(納期に関しては未来から運べばいいので関係ないかもしれませんが)
現状だと時間遡行理論がないので、その研究所設立と研究費、
その後開発費を出してもらえるかを相談すると思います。

現状不可能だと思われるようなことでも
不可能だと思ったら問題となっている要因を分析して細かく問題を細分化して、
それぞれ解決法を探す事をまずやるべき。
一休さんのトンチみたいな事を言っているだけに思われるかもしれませんが、
実はそれこそがエンジニアリングだと思います。
思考停止して断るのはEngineerの仕事ではない。

ワタミの社長と何が違うのか

ワタミの社長のインタビューでは負担を相手に押し付けているし、
具体的な解決策も指示しないでなんとかしろと言っているように感じます。
そもそも現場に負担をかけて働く状態が継続するというのはマネージメントの敗北だと思います。
自分なら1に人員追加、2に閉店どうしてもだめなら酸素カプセルでも何でも設置して負荷軽減に務めるべきかなーと考えます

「無理って言う度にエンジニアとしての価値がなくなるぞ」

この考え方は実は今の会社に入ってうだつの上がらない社員だった頃に言われた話だったりします。
「言い訳ばっかしてないで、どうやったらできるかを言わないとエンジニアの価値がなくなるぞ」
みたいなことを言われた気がします。
エンジニアとして価値がなくなると言うか、エンジニアですらなかったのではないかと今では思います。

新人に言ったこと

新人には次のようなことを言いました。
「無理は今後禁止。無理だと思ったら何を解決したらできるかを言うように」

結論は変わらない。今はできない。まだ、ただの言葉遊び。
それでも無理と言わずに解決すべき問題をすべて上げるだけで課題解決に前向きになる。
自然と解決しようという頭になるし、慣れると無茶振りされてもサクッと解決できるようになったり
誰に相談すれば解決できるかが思い浮かんだりする。

じゃぁ、無料で働けって言われても無理と言わないか?
無理じゃない。出来ても嫌だ。